「教学上の基本問題」について(6・30)

九、その他

 

 資料

 獄中において、まさに法性の淵底から生命の悟達を得、地涌の菩薩の棟梁として広宣流布の指揮をとられた前会長――。この師のもとに、陸続と地涌の同志が参集し、現在にいたっているわけである。

(池田会長講演「広布第二章の指針」第10集)

 質問

 この文に書くところの意味からすれば戸田前会長が大聖人の再誕ということになるのですか。

 答え

 これについては19n下段の質問に対する答えでまとめて述べました。

 

 資料

 私は戸田前会長と十年間、師弟の道を歩んできた。たとえ師匠が地獄に落ちようと、師匠のそばへ行くと決めていた。それを自分の人生と決め、だまされても、師匠と一緒なら、それでいい。これが師弟相対だと決めていた。

(池田会長著「指導メモ」)

 質問

 師が地獄へおちるなら私も地獄でよいというのは本宗でいう師弟相対ではありません。

 答え

 「師が地獄に行けば弟子も地獄に行く」といったことについては、同志間の強い絆、苦悩の共有ということを強調しただけで、教義上の意義を用いたわけではありませんが、正宗では即身成仏であり、誤解を招きやすいので、今後使わないことにします。

 

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