「教学上の基本問題」について(6・30)

三、人間革命は御書

 

 資料

 私は再び繰り返したい。「人間革命」は現代の御書である。「人間革命」を通して御書を拝読すると、大聖人の大精神がより鮮明に、私の心を打つ。更に御書を通して「人間革命」を読むと、学会精神が体内により強烈に脈打ってくる。

 御書から「人間革命」へ、そして「人間革命」から御書へと。この往復の中に、信行学の揺がぬ確立があるのではなかろうか。

 「人間革命」はそのような一書である。大聖人との不可思議な血脈の相承がある。確かに不思議な書といわざるをえない。

(福島源次郎述 文集「教学と私」第一巻)

 質問

 前進のs〇四では大聖人の教えの真髄は御本尊と御書であるといっている。が、ここでは人間革命が御書であるとしています。それでは人間革命が大聖人の教えの真髄ということになりますが、そうお考えなのですか。

 答え

 「人間革命は現代の御書」という発言については、第三代会長もすでに明確にしているように、明らかに誤りであります。

 

内容一覧へ次ぎへ