あわてる山崎と原島――
崩れる“デタラメ証言”に悪あがき
(57・3・7付)
ペン裁判では、原島や山崎が、週刊誌向けにデッチ上げのデタラメ証言を続けてきたが、裁判官、検察官による鋭い尋問により彼らの卑劣な作り話が次々と崩されていることは、天下周知の事実。
ところが、檀徒の新聞「継命」だけは、負け惜しみの強がり一本の記事を掲載し、失笑をかっている。同紙三月一日号では“学会、原島証言を崩せず”というお粗末な記事を掲載。「継命」から毎月二十万もらっている原島が、自らのデタラメ証言を崩されたため、あわてて山崎らと邪智をふりしぼって書いたものであることは容易に推測できる。
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その奇妙な記事によると――いわく「原島の証言の終わりに、弁護人が『赤いものが、インクか血ではないかとの心証をもっているとしたら、そうでないことを立証するため、補充尋問したい』と申し出たのに対し、裁判所は、補充尋問の必要性を認めなかった。
一生懸命な証言を、裁判所がおろそかに聞くはずがない」(取意)というのである。
しかしこれは、全くナンセンスな記事である。事実はどうだったかといえば、ペン裁判で、原島が約九時間にわたり、品性下劣な虚言を弄してきたが、結局、見たとか聞いたとかのことが次々とあいまいになり、最後に、裁判官が「要するに、あなたの話には、あなた自身の目撃事実というものは、ないんですね」とただしたのである。
つまり原島の証言に何らかの信ぴょう性を認めないとともに、真実性の立証に意味のない話であることを見破ったに違いない。だからこそ「赤いものがついていた云々」についての補充尋問も、それ以上の必要は認めなかったと思われる。
そのことは、原島の証言の終わりに、顔色を変えて補充尋問を求めた弁護人のあわてぶりからもよく分かったとは、傍聴席の声。
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この山崎と原島。最近、六本木の高級レストランで飲食を共にしているのを、たまたま学会員が見ている。また乃木坂の店でも、道に面した窓側の席でこれみよがしに飲んでいる二人を、目撃した人もいる。
これまでの証言や手記等でも、誰から聞いたとか、公然のうわさであるとか、共に打ち合わせてはスキャンダル話をデッチ上げてきた山崎と原島のこと。ねつ造の証言が法廷で次々と崩されていく今、またまた週刊誌向けの密談を交わしていたのだろう。
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“人を判断するのに、その言葉でなく外形を見よ”とある哲学者は言った。口ではもっともなようなことを装えるが、外形、外にあらわれた姿、行動はごまかすことはできないとの箴言(しんげん)だ。
その意味でこの二人に共通することがある。彼らは口では“正しい信仰”とかいっている。ところが山崎を知る者の間では、彼が家にも帰らず、夜な夜な遊び回っていた破れん恥な生活ぶりであったことはよく知られている。
原島も“離婚する。お手伝いさんと結婚する”とかの子供じみた言動で周囲の人々に迷惑をかけてきたことは周知の事実。信仰は人の姿に、家庭にあらわれてくるもの。口でいくら装っても、二人の外形を知れば知るほどあいた口がふさがらない。
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