法廷で暴かれる

山崎正友の陰謀

(56・9・13付)

 “山崎事件”の第九回公判が十日、東京地裁で行われた。希代の陰謀家である山崎正友の正体が、法廷において、日を追ってあぶり出されてきている。

 この日は、金に狂った山崎が、私利私欲のため勝手に手がけたシーホースグループの問題が中心。これまで山崎は俗悪、低劣な週刊誌などに「シーホース」を設立したのは学会からの依頼であり、学会の関連企業であるなどとぬけぬけと虚言を弄してきた。だが、今回の公判で、検察側の証人である福島啓充弁護士が、個々の事実関係を通し、当時の証拠書類を一つ一つ示しながら、学会とシーホースグループとは何の関係もないことを明確に証言。山崎が週刊誌等で書いていることは、全くのデタラメであることを立証した。

 この黒き稀にみる野心家が、宗門を破壊させ、多くの人々を犠牲にしている生きざまに対して、人間以前の畜生根性の持ち主とささやかれている。検察側の冒頭陳述において、検事は、その「犯行の経緯」を明らかにし、山崎が「恐かつでも何でもよい。百も承知だ。弁護士をやめて刑務所に入ってもいいんだ」と、うそぶいていたことも、指摘している。

 心ある人々は「希代の悪党」「デッチ上げの名人」「ウソつきの天才」「つじつま合わせの大ペテン師」と、その本質を鋭く見破っている。

「普通のウソツキは、種から出る芽を変えるものだ。しかし、山崎は種そのものを変えてしまうめずらしい人間だ」とは、ある法律家の弁。

 ところでこんな男のペテンを、ペテンと知ってか、しらぬか掲載している一部の週刊誌等の責任も問われなければならないだろう。

 小才子の嘘で固めた自らの土台の崩壊にうろたえる山崎が、杖とも柱とも頼っているのが、これらの週刊誌等。巷では“全く読む気がしない。あきあきして、中毒にかかってしまった”と見向きもしなくなった。いずれの時代でも大衆は賢明である。

 いみじくもあるジャーナリストは“この犯罪は、マスコミを操作して行われた特異性の事件である”と見事に斬っていた。

 「悪は悪の本質として、悪への平均化を狙う」という明言がある。山崎も一部マスコミも、自らの品性が劣悪なのであろうか、全てを悪の目で見、悪の次元にまで引き下ろし平均化させなければ気がおさまらないのであろうか。それと対照して、真実の学会を知る入信者が激増していることが全てを語っている。

 

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