昨年暮れ、熱海で忘年会

“黒い仲間”が飲めや歌え

(57・2・7付)

 山崎正友と正信会の黒いつながりは、双方がいくら否定しても、次から次へ動かしがたい実態が露呈されている。それは進行している山崎裁判や月刊ペン裁判などの法廷でも証言されているところだ。そこで今回は、現在、正信会・檀徒の間で、ちょっとした話題になっている話を紹介する。

 時は昨年暮れのこと、所は熱海のホテルで忘年会が行われた。ここまでなら別段、取りたてることはないが、この参加メンバーが、まさに奇々怪々。山崎正友、原島嵩、内籐国夫、それに正信会の中心メンバーである佐々木秀明ら僧侶三人。山崎自ら某誌に「暮れには、心を許し合える友人達が集って、楽しい忘年会を開き、私を激励してくれました」と書いてあるごとく、まさしく“心を許し合える”黒いつながりの仲間たち。

 酒を飲み歌をうたったその勢いで日顕猊下への非難・中傷にまで及んだとか。実は、この山崎、原島は、裏ではさんざん前御法主を小馬鹿にして、罵詈雑言していたのは、周知のこと。前御法主をだまし、僧侶をだまし、北條前会長をだまし、名誉会長を陥れていったのである。

 彼らの黒いつながりは以前から糾弾されていたところだ。「山崎正友と『正信会』と、その両者の癒着ぶりをみると、今日では親近どころか、正信会僧侶そのものが、表面的にどう建て前をつくろうとも、つまるところ、山崎に師事しているとしかいいようのない実態がある」(奥野史郎著「謀略僧団 悪の巣」)と。

 この両者に原島と内藤がつるんで、プロレスの四の字固めのように、身動きできなくなっているというわけ。原島が資料を盗み、山崎に渡す。内藤は、その資料を使って生活の糧とする。一方、正信会は、訴訟などの関係で山崎に師事し、謀略の数々を授けられているわけだ。

 そればかりではない。今、正信会寺院では、どこでも山崎を支援する会への入会呼びかけをしており、カンパの箱も置いてあるとか。檀徒たちも、いいように利用されている。猊下を否定し異流儀を唱えるばかりか、刑事被告人である山崎に組織ぐるみで金の支援をしなければならないとは、正信会も落ちるところまで落ちたという以外ない。

 ともかく、山崎の陰険な謀略ぶりはすでに周知のことだが、今では原島の奇行、酒乱、好色も、幾多の人達が証明し、知っていることだ。彼を知る人は、彼のマスコミに流した言動などバカバカしくてまったく信じていない。

 自分のために、最大限に父親を利用し、名誉会長を利用し、学会を利用し、地位を利用しての大嘘つきの彼であった。これを厳しく、幾度か、名誉会長から叱責をうけたので、うらみ、ねたんだのである。原島は、山崎からも利用されていることを知ってか知らずか、週刊誌等に厚顔無恥に登場したり、ペン裁判で茶番劇を演じるなど、哀れなピエロになりさがっている。

 

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