宗教も芸術も知らぬ内藤国夫

(57･2･25付)

　“正信会”の悪侶達にそそのかされている檀徒達が最近、俗悪週刊誌に載った宗門・学会誹謗記事のコピーをばらまいている。

　その記事は、今やブラックジャーナリストに転落した内藤国夫が書いたもの。正本堂の大前机の彫刻に関して、事実無根のねつ造記事であることはいうまでもない。

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　正本堂の建設は、第六十六世日達上人に御指南を受けながら、正本堂建設委員会で進めた事業であることは周知の事実。ただ正本堂内の仏具等については、すべて日達上人御自らが指示され、総本山の手で進められたものである。正本堂内のことについては信徒がうんぬんできない伝統なのである。

　この大前机の彫刻は、日達上人から直々の御指南を賜って、東京大学元講師であり、著名な彫刻家の小金丸幾久氏が制作したものである。同氏は、信仰と芸術を冒涜(ぼうとく)する内藤の中傷記事に対して本紙(五十六年十一月二十八日付三面)に怒りの反論を寄せている。｢正本堂内部のことについては、信仰面からも猊下直々の御指南で進められていると拝したので、私はその日達猊下のお心を受けとめて制作に全力を尽くしました。

　今回の週刊文春のグラビア並びに文章は、この日達猊下のお心を踏みにじり、私の敬虔(けいけん)な信心と芸術に対して全くの侮辱であり、憤激にたえません｣。

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　“正信会”の連中は、この事実を知りながら悪意をもって内藤の記事を厚顔無恥に配らせている。なんのことはない、日達上人からのご指示による大前机の彫刻について悪口罵詈すること自体、彼らが日達上人を誹謗中傷していることになることを知らないのか。全く非人間性の行為であり、また、社会に害毒をまき散らす行動というほかない。彼らは、都合のいい時だけ日達上人を利用し、檀徒達をだまし続けるための悪らつな手段しか知らないのだ。なんとか檀徒をつなぎとめるため“覚醒運動”の内部矛盾を隠そうと、外に目を向けさせているだけである。

　全く事実をねじ曲げ、荘厳なる正本堂に傷をつけ、日達上人のお心を踏みにじる“正信会”悪侶、檀徒達の行為は浅ましい限りである。潔ぺきな、そして人望と尊敬の的の名誉会長を陥れる陰険な策謀であることは誰がみても明らかなことである。

　その首謀者である久保川法章、佐々木秀明らは、もはや日蓮大聖人への信仰はなく、僧籍もはく奪され、誰からも問題にされない連中なのである。

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　先に擯斥(ひんせき)された山形県米沢市の渡辺泰量は、葬儀を終えると御供養をとったうえで｢成仏はしてないよ。地獄におちてるよ｣と。

　まことに常識では考えられない暴言をはき、人々から“頭がおかしいのではないか”といわれてきた僧である。

　埼玉県熊谷市の坂井進道。数年前までは御講等のたびごとに｢日蓮正宗は御法主上人が根本｣といいながら、現在では日顕上人猊下をことごとく罵倒し、日蓮正宗の根本義たる血脈は｢我々にある｣と、ぬけぬけといい散らすなど、あいた口がふさがらない。そのうえ最近では本堂でカラオケ大会までやっておるとか。

　正信会の連中が、どんなに弁明しようとも、日蓮正宗の根本法義を破り、僧としてのあるまじき狂態を演じ、また様々な謗法の輩と結託しての策謀をめぐらしてきたことは周知の事実。

　それら全てが大聖人より、日興上人より、厳しく糾弾されることは、御書に照らして明白であり、その大謗法を御法主日顕上人猊下が厳しく破折されたのである。