檀徒大会のウラ・オモテ

(57･6･13付)

　五月十一日に行われた檀徒大会。今回で第七回というが、回を重ねるたびに参加者は激減。彼らの運動がいかに邪義そのものであったかが証明されたわけである。

　ところでこの大会について、あの内藤国夫が、最近の某誌に印象記を。いわく｢集会に参加した人々が、これで満足し、充実感をもてたのだろうか。疑問に思われるほど、演出や盛りあがりに欠けているのが、大会の率直な印象だった｣と。また｢集会は堅苦しすぎて、息がつまりそう｣とも。

　内藤といえば、山崎、原島、そして正信会僧と結託しているブラックジャーナリストであることは周知の事実。その内藤でさえも、大会の盛り上がりの欠如を認めざるをえないわけだから、そのマンネリ、無内容、低迷ぶりがよくわかろう。

　正信会の僧からは常々｢成果を出さなければ除名する｣と責められ、大会に出れば｢堅苦しすぎて、息がつまりそう｣では、檀徒でいるのも楽ではない。まことに哀れだ。

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　大会では正信会の渡辺広済が｢信心の原点は、申すまでもなく熱原の三烈士であります」と。正信会や檀徒を熱原の三烈士になぞらえ、なんとか自己を正当化しようと躍起になっている。しかし、熱原の三烈士は日蓮大聖人、日興上人のお言葉通り、純真な信心を貫いて正法に殉じたのである。正信会は邪義を唱えて厳正な処分を受けたのである。どこに共通項があるというのか。まるで落語そのものであった、とある檀徒がいっていた。

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　また、大会の活動方針で登壇した邪僧の一人は｢我々が戒壇の大御本尊と、血脈を否定している、とは何たる暴言、暴論でありましょう。こじつけとスリ替え以外の何ものでもありません｣と。そればかりか、そのすぐあとで｢むしろ、血脈否定は阿部師と当局、およびそれに加担せる人々や学会にあります｣と平然といってのけるのだから恐れ入る。

　日顕上人猊下御登座直後の檀徒大会では｢現六十七世日顕上人は、日達上人より血脈相承遊ばされ、今、私どもに大聖人のお心をお伝え下されておるのでございます｣等といっておきながら、日顕猊下が自分たちの意のままにいかぬと思ってか、今では、日顕猊下に罵詈雑言する。これこそ｢何たる暴言、暴論｣｢こじつけとスリ替え以外の何ものでも｣ないではないか。

　ごていねいにも、この活動方針では｢自分の意に従わぬ者が、即異流義というのであれば、世に正義正論などは存在しないでありましょう｣とも。この言葉は、そっくりお返ししておきたい。

　なお、今回の大会から彼らは勝手に法華講大会と名乗っている。これこそ詐称である。猊下のもとでまじめに信仰に励んでいる法華講の人々にとって迷惑千万な話だ。